「不安障害」

 不安障害には、パニック障害、強迫性障害などの名称を与えられた診断もありますが、不安症状を主訴とする場合、安易に不安障害と定義づけされている場合もあります。

 不安という不快感情は、反復‐再現前化により、不安そのものに対する不快感情となり、悪循環的に強化されるプロセスとなります。

 不安症状を治そうとすること → SSRIを服用すること → 不安症状に対するイメージ・概念から離れることがなく、止められないこと(「不安症状に対してくすりを飲む」ことによる条件づけ強化)

 不安症状に対する精神療法 → 不安症状を対象とすること → 不安症状に対するイメージ・概念は繰り返し強化されること(「不安症状に対して関心を向ける」ことによる条件づけ強化)

 不安症状は、気分循環性や双極性の気分および感情に関する問題が前提となっていることが多いです。

 それに対する適切な薬物療法や精神療法を展開していくことが適切なのです。