ネガティブ思考に対する対処法

 ネガティブ思考に囚われるとき(不快な雑念が煩わしいとき)、どのように対処するとよいのでしょうか?

 まず、ネガティブ思考(不快な雑念)は行動の原因ではなく、不快だが無害であるということです。

 当院では、「ネガティブ思考に気づくこと、気づくだけでいい。気づいたところから、より良い行動へと結びつく」と伝えることが多いです。

 私は、認知技法のようなことは重要だとは考えておりませんが、思いついたことをご紹介させていただきます。

 

〇 マインドフルネス:

 「今、〇〇という考えに囚われている。これは雑念である。脳が退屈しているのだろうか(マイナスのストローク)。私は思考が原因で行動していることはない。雑念が不快だが無害であること。」

⇒ 「私は気づく、そして時を過ごしていく。」

 

〇 哲学的な否・定:

 「私は、〇〇である(ネガティブな定義づけ)。私は、〇〇ではない。私は、〇〇でないこともない。〇〇でないこともないこともない。……。(以下、否・定の繰り返し)」

 「私にとって、これは問題であり、問題ではない。重要であり、重要ではない。」

⇒ 社会および日常生活における否定と哲学的な否・定とは異なる

⇒ 時間および空間は相対性であり、わたしたちの個人的な体験における絶対的な価値はありえないこと(すべては相対性であり、過去や他者との比較が前提となること)

 

〇 言語は、音声あるいは記号に過ぎないこと:

 「私は、〇〇である(ネガティブな定義づけ)。」

⇒ 「私は、〇〇!私は、〇〇!〇〇!〇〇!……(以下、早いリズムでの繰り返し)。」

⇒ ネガティブなイメージおよび「意味」から離れる

 

〇 不快な思考を素材として、歌に変えてもよいかもしれない

 「私は、~~~♪♪♪」

〇 不快なイメージに対して、好みの音楽をつけるのはどうでしょうか?

〇 尊敬する人物(憧れの対象)なら、どのように考え行動するだろうと想像してみることはどうでしょうか?