「ポジティブな自己」と「ネガティブな自己」

  「ポジティブな自己」と「ネガティブな自己」

○ ひとは、幼少期に両親(祖父母、兄姉)から、より良く生きるための1000を超える「許可」を取り入れました。(「健康でポジティブな自己」)

 「自由な子ども」による本物の感情(「悲しみ」「怒り」「怖れ」「喜び」)・欲求を尊重すること、「成人」による主体的な行動の選択肢をもつこと

○ 一方では、否定的な信念も取り入れられており、数は少ないが、重要なときに、人生に対する強い影響をもたらします。

⇒ 「やっぱり、自分・他者・世界は、わたしの思った通りだ!」(幼少期を生き延びた戦略「人生脚本」を演じること、「健康ではないネガティブな自己」

「支配的な親」による命令:

  「きちんとやらなければならない」(「完全であれ」)

  「仕事や役割を一生懸命やらなければならない」(「努力せよ」)

  「ひとに気づかいしなければならない」(「喜ばせろ」)

  「本物の感情・欲求を抑えて、我慢強くなければならない」(「強くあれ」)

  「さっさと早くやらなければならない」(「急げ」)

「支配的な親」による禁止令:

  「存在価値のない人間である!(生きるに値しない!)」(「存在するな」)

  「重要な存在とは感じられない!(つまらない奴だ!)」(「重要であるな」)

  「健康ではいられない!(病気になるまで働け!)」(「健康であるな」)

  「いずれ正気を失ってしまいそうだ!(狂っちまえ!)」(「正気であるな」)

  「率直にひとを信頼することはできない!(他者は敵だ!)」(「信頼するな」)

  「ひとに近づいたり、触れたりすることができない!」(「近づくな」)

  「組織や集団において、所属感をもつことができない!」(「属するな」)

  「ひとに頼ったり、甘えたりすることができない!」(「子どもであるな」)

  「(外見・身体特徴・属性において)劣等感がつよい!」(「お前であるな」)

  「自己の成長を感じる行動をできない!(自立するな!)」(「成長するな」)

  「問題解決を考えられない!(まぬけになれ!)」(「考えるな」)

  「人生の価値をもつような行動はできない!」(「するな」)

  「最後まで目的を達成することができない!」(「成し遂げるな」)

  「悲しみ・怒り・嫌悪感・怖れを感じられない!」(「感じるな」)

 

  「楽しんだり、寛いだりすることができない!」(「楽しむな」「くつろぐな」)

 

〇 原理主義的交流分析を展開していた時期に作成しました。

〇 私たちは、「内なる親」による「命令」「禁止令」に対して順応しており、生きづらさと結びつきます。また、人生における重要な局面において、重大な結果へと結びつきます。

〇 「存在するな」「信頼するな」「重要であるな」「健康であるな」「正気であるな」は、人生早期に母親の顔と声から取り入れられており、より深刻な「禁止令」であること。(一次的な「禁止令」)

〇 上記以外は、二次的な「禁止令」として作用することがあります。(例:「自分らしい人生を送らない限りは、生きてもよい。」)

〇 複合的な「禁止令」として作用する場合もあります。(例:「どこにも居場所なく、他者に頼ることなく、お前の能力を表現することもなく、ずっと生きづらい人生だ!」)